2017年11月5日、三股ブランドアンバサダーとしてごまの脱穀体験とごまが商品になるまでの機械の見学、試食をさせていただきました。
みまたんごまの特徴について書かれた記事はこちら。
しも農園ってどんなとこ??
しも農園は、三股町でごまの生産から販売まで行っている事業所です。
無農薬栽培にこだわり、農薬や化学肥料を使わずに安心安全な商品作りをしています。
商品は煎りごまやすりごま、ごま油だけでなく、ごまの葉のお茶やおせんべいも作られており、しも農園の事務所、三股駅前の物産館「よかもんや」、しも農園のオンラインショップで購入できます。
ごまはどうやって作られるの?
「へー!ごまってこんな風に作ってるんだ!!」
ごまの生産についてまとめられたパネルを見ながらごまの生産について紹介を受ける私たち。
正直に言いますとここ(̪しも農園)に来るまでごまがどんな風に育っているか見たこともありませんでした。
ごまは春から種まきをはじめ、大きいものは大人の身長ほどに成長します。90日くらいで収穫時期を迎え、茎を刈り取ります。茎が茶色くなるまで干し、乾燥させて脱穀。機械でごみや泥を落とし、何度も選別機にかけて最後は人の目で選別をしてようやく商品となります。撒く時期やごまの種類により生育期間が微妙に異なりますが、ごまの下の方が茶色くなり始めたころが刈り取り時期だそうです。
徐々に機械化が進んでいますが、いまだ作業の多くを手作業でやっており、管理が大変なようです。
ごまの脱穀はまるで布団をたたくよう!?
刈り取って一週間程度で茎が乾燥し、種が熟します。ごまは成熟すると種の入った鞘が弾けて種を出すので、上の方がまだ青いうちに刈り取り、立て掛けて干します。
脱穀体験では、乾燥させたごまの茎を棒で叩いて蒴果(さくか)からごまを取り出しました。手に持ってパラパラと少しこぼれ、叩いてまたこぼれて。これがまた心地よい音。棒でごまの茎を叩くさまはまるで良く日に当てた布団を叩いているかのような気分でした。
脱穀ののちに機械で汚れを落とし、何段階も選別のステップがあり、商品となります。
脱穀作業は普段は一日一列かかるとのお話で、やっているうちにコツを掴んだアンバサダーの皆さんは「それなら今いっぱいやっちゃいましょう!」とノリノリで脱穀作業をしていました。少しはお役に立てたかしら?
小さい子供たちもごまの脱穀に参加しました。「私もできるよ?」と言って夢中で脱穀!途中から虫探しが始まってしまいましたが、途中嫌がることもなく、自然の中で楽しんでくれました。
新作金ごま「にしきまる」の試食!味と特徴は?
脱穀体験の後は、場所を移動して我生庵にて新作の塩御殿の試食ののち、煎りごま・すりごま・練りごまの試食をしました。
(我生庵での塩御殿の試食体験は後日記事にします)
我生庵での料理に付けて頂きました。普段食べている白ごまよりも香りが良く、コクもあります。特に練りごまは「これをパンに塗りたい!」というアンバサダーの方の声が聞かれるほど。金ごまは他の種類に比べると収穫量が少ないため割高にはなってしまいますが、栄養価が高く、しっかりとした味わいなので一度食べたら納得!病みつきになるでしょう。
にしきまるの栄養の特徴は、リグナン類を多く含んでいることです。リグナン類とはセサミンやセサモリンというガンや生活習慣病を予防したり、アンチエイジングに効果があるとされている成分です。私たちの悩みを解決するのに役立ってくれそうですね!
アンバサダーのイベントに参加して思わぬ効果が……
しも農園のイベントに参加した数日後、娘が食卓に上がるごまを見て「これ、この前ペンペンしたやつだよね?私、ゴマ大好き!」と言うように!!特に意識はしていませんでしたが、食育としても参加して良かったようです。
我が家の他にもお子様連れで参加されていた方がいらっしゃるので、他のご家庭ではどうだったのか気になるところです。今度お会いできたら聞いてみたいと思います!
アンバサダーは子連れでの参加がOKなケースもありますので、ご家族と一緒に参加してみてはいかがでしょうか?今までにない、新しい休日の過ごし方なりますよ!
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